そしたら、女性のほうも振り返って、俺のほうを見ていて。 自動ドアが閉まっていく。 ガラスに俺の驚いた顔が映り、それがガラス越しの彼女の驚いた顔と重なる。 「隼斗……!?」 「満奈……」 すれ違ったのは、俺の彼女。 今会いたいと思ってた、今買ったCDの歌手。 「どうしたのこんなところで! てか偶然だね」 もう一度自動ドアをくぐり彼女が俺の元へやってくる。