周りに聞こえないように、エレナちゃんだけに聞こえるようにあたしは言った。 「応援してくれる人、ってのがファンの方だけとは限らないわ。 Rainbowのメンバーも……彼だって、あたしのこと応援してくれるもん」 それに、と付け加える。 「例えあたしが負けたとしてもね、彼は貴方の元に行くつもりはないみたいだよ」 あたしは呼ばれた方向に走った。 短いようで長かった、CMが明ける。