風間くんの顔が、少しだけ赤くなった。 「他にもね、照れる時に耳たぶ触ったり、イライラした時に下唇噛んだり。 クセまでわかっちゃうくらい見てたし、それくらい好きなの」 一歩踏み出し、距離を縮める。 「……瞬は、違う?」 ……こんな、甘酸っぱい恋愛。 焦れったいような、恋。 「好きな人出来た、って嘘ついたのはどうして?」 あたしもしてみたいな。