「......待って」 出だしは、エレナちゃんと同じ言葉。 瞬くんは歩みを止めた。 「嘘、ついた」 そして、肩をピクリと反応させた。 ゆっくり、こちらを振り向く。 一度大きく息を吸った。 「あたし、わかるんだ。 瞬ってさ、嘘つくとき目をそらすくせがあるの」 微笑みながら、台詞を言う。