Love♡LDK Ⅱ


次はあたしの番。

大きく深呼吸し、集中する。

「どうでした? 私の演―――」

舞台袖に戻ってきたエレナちゃんはあたしに話しかけて、言葉を途中で遮った。

そしてそのまま、そそくさと控え室の方に向かった。

......多分あたし、もう役者モード入ってる。

桜井満奈の匂いが消えた。

それにびっくりしたんじゃないのかな。