「やめて聞きたくない! ていうかなんで――なの!? 私はずっとずっとアイツのことが好きで好きで仕方なかったのに!! どうしてアンタみたいな地味で冴えない女のほうが好きなの!? 私の方がはるかに美人だしアイツにも尽くしてあげられるしなによりアンタよりも愛してあげられるのに!!!」 一気にまくし立てて、一度息を吸う。 怯えたように見つめる瞳なんて気にしない。 「なのにどうして夜はエレナより花音を選ぶの!?」