午前10時。 隼斗の脚の間に入り込み、台本を読んでるあたし。 隼斗も台本を覗きつつ、あたしの髪を弄って遊んでる。 設定は、彼氏から別れを告げられる彼女。 相手の「ほかに好きなやつが出来た。 だから別れよう」っていう台詞からスタートして、その先は自由に演じていいんだって。 「なぁ、満奈」 「んー?」 あたしの首に顔を埋める隼斗。