「満奈......」 今度は俺が彼女の名前を呼んだ。 「どうしたの隼斗?」 その声色はなにも知らないと言うような。 いつものトーンだった。 「とにかく中入ろ?」 心配そうに俺を見つめ、右手を差し出してくる。 その手をしっかりと握り返し、俺は立ち上がる。 2人で満奈ん家に入った。