それから、何時間待っただろうか。 遠くから聞こえてくる足音。 それがだんだん大きくなってきた。 「はや......と?」 そして、俺までの距離が2メートルを切ったと思われたその時。 俺の名を呼ぶ声が聞こえた。 ゆっくりと顔をあげる。