今頃、一人で泣いてるんじゃないか......?
心配になって、ケータイを手にとった。
電話をかけようとする。
......しかし。
「ケータイ......ないんだっけ」
満奈がケータイをなくしたことを思い出し、そのままそこにそれを置く。
あぁ......なんにもしてやれない。
家までいくかな......。
でも何時帰るかなアイツ。
生放送だから......。
自分の経験を元に時間を計算する。
そうしてると、
―――♪〜♪〜
ケータイが鳴った。
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