「続いては後攻、桜井満奈!!」 また上がる歓声に、消された照明。 「負けないよ」 それだけ言い残し、あたしはステージに立つ。 早まる鼓動を抑え、小さく深呼吸。 「まーな!まーな!」 立ち位置まで行き、待つ。 すると、すべての照明があたしに注がれた。 いよいよ、あたしの出番。