たったの2分。 だけどあたしには、永遠のような2分に感じられた。 それほどエレナちゃんのダンスは凄かった。 歓声と拍手が起こる。 それらに笑顔で応え、エレナちゃんは舞台袖に―――あたしのいるほうへと戻ってきた。 笑顔を、不敵な笑みに変えて。 「どうですか?」 負けるわけが無い。 あたしの出番すらまだなのに、もう勝った気でいる。 なんだか癪に触った。