その男の人はあたしの言葉に気づいて、振り向いた。 「あっ......」 すると、そこにいたのは、 「初めまして、観月夜です」 カタルシスのメンバー、夜くんだった。 「どうしたの?」 「ちょっと桜井さんとお話したくて、来ちゃいました」 何気なくそう言うけれど......あたしん家、どこで知ったんだろう? 人懐っこい笑顔に、逆に恐怖を覚えた。