満奈が帰った後、

――ボフッ

ベットに寝転んだ。

もっと頑張らなきゃな。

ドラマはもちろん、SuperStarとしても。

どうしたら、あそこでライブ出来るんだろう…。

…こうしちゃいられねぇ。

勢いよく起き上がると、俺は机に向かった。

思いついたアイデアを、メモ帳に走り書きする。

早く1人前の男になろう。

そう思った、4月上旬だった。