……こいつは…… 麻友はどれだけ つらい思いをしていたのだろう…… もとからあの家に縛られて、 家族から見捨てられて 大切なものを奪われて…… やっとやっと掴んできた 幸せを……… また奪われるのか…? 「麻友……まさか家に 帰るのか…?」 すると麻友は、 「分かんないや♪」 それだけを言って教室を出た。 1人残された俺は 空を見上げながら…… 「………あいつ… 嫌だとは言わなかったな………」 そう呟いた…。 空斗side ーendー