数分もたつと約20個くらいの
お弁当をたいらげた。
「ふ〜、あと一時間も
すれば半分は食べれるかな?」
その姿を4人はぽかーんと
見つめていた。
一体、この細い体のどこにあの大量の食べ物がいくのか……
4人とも同じことを考えていたんだろう。
「そっ、そんなに毎回大変なら
この行事も、食べるのも
やめたらいいじゃん?」
龍は首をかしげながら
麻友に尋ねた。
麻友は、プレゼントに入っていた
手紙を読むのを止め、
龍の顔を見ながら……
「…そうだけど、
女の子がこんなあたしのために
作ってくれるしさ……
それにお礼はなかなかできないからちゃんと感謝して食べるって決めてるんだよ。」
そう言うと、微笑んだ。

