「本当にすまなかったな…… ‘また’、泣き出してしまって…」 ‘また’…… 実は昔も蓮華の目の前で 泣いたことがあった。 あの時は中学三年生だったか…… 確か…、絡まれたカスに 眼帯をはずされそうになったから… 昔のように感じるが、 一年もたってない話。 「――だな……」 蓮華に聞こえるか聞こえないぐらいの声で呟き…… あたしはそのまま グラウンドに目線をずらした。