そういえば、蓮華に……



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「じゃあ、それだけだから、返事くれよなぁ〜」


あたしはそのまま自分の
カバンを肩にかつぎ路上から出ようとしたその時だった……




「っ……俺、あなたのことが好きになりました!!」




「「「「は?」」」」




クリーム色の頭の男が
大声で叫んだ。


男の仲間も口をポカンと開けている。



そりゃあ、そうだ。


あって時間もたってないのにいきなりそんな発言……


「プッ……プハハハッ!!」


あたしは大声でお腹を抱えて笑ってしまった。



「へっ…?」



クリーム色の頭の男は、
ビックリした顔をしている。



「いや、すまない。いきなり好きって言われてビックリしたんだ。」



笑いすぎて涙まで出できた……



「あっ、そうだよな!」



クリーム色の頭の男は顔を赤くしながら髪をかきむしった。



……本当にこいつらは
面白いな。


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