お嬢は蓮華のそばにより、
蓮華の頭をつつきながら……



「おはよう、蓮華。
諦める気にはなったか?」

ニコッ……



今日で一番の笑顔で
蓮華にあいさつした。




龍が俺の横に来て……



「お嬢……怖いね。」




肩をぶるぶるさせながら、
涙目になっていた。




「アハハ…、確かにな。」


慎二side -end-