プルルルルッ……――
『はーい、朱坂ですけど』
「あっ、空兄?
あたし、麻友……」
『えっ?麻友?声違くね?』
あっ、そうか…
鼻声だから違く感じるのか……
「風邪ひいたみたいだから、今日休むね……グスッ」
あぁ、鼻がやばい……
あたしはティッシュを
掴み鼻にあてる。
『わかった、
じゃあ大人しく寝とけよ。
夜見舞いに来るから…』
空兄の声が心配そうに聞こえる……
「来なくて大丈夫だよ〜、
今日大会議だろ?」
この前、毎月ある大会議が
今日あるって聞いた。
空兄もあれでも先生だ。
忙しいのにあたしなんかのために
もっと大変になってほしくない。
『バーカ!それでも平気だよ。
お前かってに迷惑とか考えんなよ?』
うっ…なんで分かるんだよ…
「でも…『遠慮すんなって、じゃあな。』
ブッチッ……プープー…
断る前に切られた……
「話きけぇ〜……バカ空兄……」

