「聖也(せいや)、今日の夜ごはん何がいい?」
「ん~っとねぇ、オムライス♥」
あたしの名前は桜田 美月(さくらだ みつき)。
あたしの隣にいる可愛い男の子の名前は古谷 聖也(ふるたに せいや)。
聖也とあたしは幼馴染であり、恋人です。
聖也は、同じ高校2年生なのに、女のあたしよりもずっと可愛い。
甘えたで頼りなくて、男の子なのに守ってあげたくなるような・・・。
おまけにモデル並みにカッコイイ。
こんな素敵な人があたしなんかの彼氏でいいのかなぁ?
「はい、オムライス完成~っ!」
「すげぇ!やっぱ美月、料理うまいな!」
「ありがとう♥」
あたしは、小さいころに両親を亡くした。
高校生になるまではずっと親戚のおばさんに育ててもらっていたけど、高校生からは一人暮らしを始めた。
聖也は、両親が海外に出張に行く事になったから、あたしの家で一緒に暮らしている。
「ん~、うまい♪」
満足そうな笑顔でそう言ってくれるのが嬉しくて、毎日頑張ってご飯を作っている。
あたしは聖也にベタ惚れだから(笑)
「聖也、お風呂先に入る?」
「どっちでもいいよ。美月、先入れば?」
「分かった。」
ご飯を済ませた後、あたしは先にお風呂に入った。
今日は見たいドラマがあるから早めにあがろう、と心の中で呟いて、急いでお風呂を出た。
髪を乾かしてリビングのドアを開けようとした時、中で声がした。
聖也と・・・、女の人?
あたしは自分の耳を疑った。
そんなはずない。
聖也と女の人なんて・・・。
でも、次の瞬間、扉の向こう側からはっきりと女の人の声が聞こえてきた。

