霊感少女

「店長、うちのために店を貸し切りにしてくれてありがとうございました」

「いえいえ」

「でわ、失礼します」

「また来てね」

「はい♡」





「帝、駅どっちだっけ??」

「こっち」

「そうだっけ? じゃ、行こう!!」

こけないように・・・。

こけないように・・・。


「なぁ、」

ビクッ!!

「なっ、何?」

「手」

「手?」

「手貸してやるって言ってんだよ」

「えっ? いいよ(笑)

他の人からなんかいわれちゃうよ?」

「いいよ別に。

お前が危なっかしいんだよ

見てられねぇ」

「でも・・・。」

「いいからつなぐぞ」

「(ドキッ)」

「顔赤っ!」

「うるさい、暑いんだよ」

「なぁー そういえば

さっきおれのことかばってたけど

お前も本当はアレルギーなんじゃ

ないのか??」

「あぁ~ うん」

「何で俺のことかばったんだよ」

「帝もアレルギーぽかったから」

「自分のこと優先しないのかよ?」

「自分よりも相手が苦しんでる方が嫌だから」

「・・・。」

「帝、何でそんなこと聞いたの?」

「なんとなく?」

「あそこかな??」

「入ってみれば?」

「そうだね」

カランカラン

可愛い音だな

「帝~ 沙季~こっちだよ」

「あっ!いたいた

当たってたね」


「「・・・。化けた!!」」


「二人とも何その反応」

「「可愛くなった」」

「ごめんねぇー ブスで」

「いいから、何か頼もうぜ腹減った」

「そうだね、帝」

「あっ! ミネストローネだ!! 帝ミネストローネがあるよ(笑)」

「俺それにする」

「うちも~」

「鉄と姫香ちゃんは??」

「俺はコーヒーでいいよ」

「うちは何にしようかな?」

「姫香ナポリタンあるぞ」

「じゃ、それにしようかな」


「すいませーん」

「はい!」

「注文お願いします」

「はい!只今」

「ご注文をどうぞ」

「ナポリタン1つ、コーヒー1つ、ミネストローネ2つ」

「ご注文を繰り返させていただきます

ナポリタン1つ、コーヒー1つ、ミネストローネ2つ

以上でよろしかったでしょうか・・・。

・・・。美男美女・・・。あっ!すいません」

「いえいえ」

店員さんは顔を赤くして

厨房に戻っていった

「あの人、今無意識に美男美女って言ってたよね

いいな~ 鉄と帝と姫香ちゃんは」

「「「今のは沙季も入ってたよ」」」

「嘘だよ~」

「つーか、わかんなかったのか?」

「何が??」

「店からここに来るまで通りすがる男全員お前見て振り返ってたぞ」

「それは帝の女子の目線じゃないの??」

「「「鈍感だ」」」

「しつれいします」

「ナポリタン1つ、コーヒー1つ、ミネストローネ2つお待たせいたしました」

「わぁーお!!おいしそうだね ねっ!姫香ちゃん」

「うん!!」

モグモグ

「ホントに鉄何も食べなくていいの?」

「うん」

「なんでよ~」

「お腹減ってないの」

「ホントに?」

「本当に」

「そっか、わかったぞ 夜姫香ちゃんを食べちゃうんだ!!」

「「「うっ!!  ゴホッゴホッ」」」

「なんで、みんな揃ってむせてんの?」

「「「(沙季ちゃん)おまえが変なこと言うからだろ」」」

「うち!????」

「他に誰がいるんだよ」

「バカだとは分かっていたけどここまで馬鹿だとは」

「沙季ちゃん・・・。」