霊感少女

「アホ!けがの手当てじゃボケ!」

「俺に触んな!!!!!!!!!!!!!!!」

「うっせーな!」

「触んな!!!!!!!!!!!!」






「そんなに、傷見られるのが嫌か?」

「・・・。」

「おまえの傷昨日見た。」

「全部か・・・。」

「あぁ」

「引くだろ、あんなに傷があったら」

「そうか?俺おまえの傷より

もっと傷が多かったぞ」

「俺が強かったら、こんな傷つかなかったのにな」

「人間はそんなに強くない」

「・・・。」

「知ってるか? 帝 昨日見た傷より

今のおまえの方見てる方が俺はつらい。」

「なんでだよ」

「おまえの心が傷つきすぎてるからだ」

「・・・。」

「体の傷はどうとでもなる。

でもな、心の傷はな

そんな簡単に癒ないんだよ

癒せるとしても一つだけ


それは、人の心だ」


「・・・。そんなの無理だ

誰も俺の傷なんて癒してくれない」

「俺もそう思ってたよ。

でも、癒せる人はちゃんといた」

「・・・。」

「昨日より傷ふさがってる」

「・・・。」

「よしっ!これで終わり

朝ごはん食べに行こうぜ」

「なにも・・・。」

「ん?」

「何も聞かないんだな」

「聞いてほしいのか?」

「ほしくない」

「帝が話したくない事は無理には聞かない

沙季に昨日言われたんだ。」

「・・・。」

「沙季って面白いだろう?

自分が傷つくのよりも他人が傷つくことを一番嫌がる


みんな普通は自分のことしか見てないのに」

「・・・。」

「俺は昔はある人の前でしか笑えなかった

でも、その人も急に仕事で俺のそばを離れた

それから、誰に対しても冷たくて

笑えなかった・・・。

でもな、沙季はそんな俺をそのまま受け止めて

自然と沙季の前で笑っていた」

「・・・。」

「なんかあったら、相談しろ」

「・・・。なんにもねぇーよ」

「昨日沙季が言ってたこと

帝が消えそうで怖い

だから、鉄 もし

私が帝の近くにいなかったら

助けてあげてね

ってな。ごはんにいくぞ!」

「・・・。おぅ」

コンコン

「・・・。」

「帝」

ガチャ

「帝早く来てよ~

鉄も、姫香ちゃんがまってるよ~(ニヤッ)」

「ニヤってわらってんじゃねぇーよ」

「帝行くよッ!」

そういって、沙季は帝の手を握った