君がいない世界は・・・

「そんなことないと思うけど。それに証言してくれるでしょう?」


私が言うと一人は、


「遺書かいてね~」


もう一人は黙ったまま。



真剣に考えていた私には、男子たちに軽いノリで言われたことがとてもショックだった。私に生きてて欲しいと言う人はこの学校にはいないらしい…。



改めて実感した。こんなにも必要とされていなかったってことを…。



 私はそれから学校にいるのが辛くなり早退をした。家に着くとすぐに部屋に行き、リスカをし始めた。



だけど、なかなか力が入らず、その自分にイライラを感じていた。




それから寝たんだと思う。起きたら午後10時…。




そんなに寝ていたんだと思ってテレビを回すが、何もない。私はとっさに携帯を手に取った。



しかし何もなかった。