クールな彼との同居は突然に!?







奏多のことを考えながらも、
私の頭には
自転車の後ろに乗ったときの
桜木の背中が
映し出されていた、。



・・・バカみたい、私。





「じゃあねっ。
 また遊びに来てねっ。」


靴を履いている
奏多に言った。



「自分から追い出しといて
 よく言うぜ。」

「ハハハ・・・
 おっしゃるとおりデス。」