「じゃあ私新しい花火 貰ってくるね! 美織はここで待ってて。」 「うんッ。わかった。」 真美が立ち去ると、 私はポツンと1人ぼっちになった。 私は真美と違って、 友達づきあいが少し苦手。 でも真美は明るくて、 どんな輪にもすぐに馴染めちゃう。 真美を探して見てみると、 花火を配っている男子達と 楽しそうに話していた。 ・・・暇だ。 しゃがみ込んで 俯いていると、。