「つまんないのー。」 真美はつまんなさそうに しながら、 花火を振り回した。 「ちょ、真美危ないし! そんなに羨ましいなら、 桜木君のとこ行けばいいじゃん。」 私がそう言うと、 真美はキッと私を睨んだ。 「言っとくけど、 桜木君と話すことは そう簡単なことじゃないんだよ!?」 「え?なんで?」 すると真美は ホラ見てとでも言うように 桜木に視線を移した。 私もその後をおう。