『あ、あとさ
 早く準備してね!!
 私、家の前で待ってるから!!』


「え・・・?」



私は思わずケータイを
落としかけた。

い、家ってまさか・・・


『っていうかさ、
 外暑いし中入れて♡』


・・・・・・。


・・・やばいーーー!!!


「ちょ、中はダメだから!
 絶対にダメだからーー!!」

『いいじゃん、ケチーっ。』


私は慌てて部屋を飛び出した。

さ、桜木はどこ!?