~~♪~♪


またぁ!?

私はしぶしぶ
電話に出た。


やっぱり真美だった。



『もしもし?
 もうッ、なんで美織出ないの』

「あはは、ごめんごめん。
 服悩んじゃってさー。」

『服!?
 じゃあ、前私と遊びに行った時に
 着てたワンピースでよくない?』

「あー、あれね!!
 さすが真美、天才ッ。」


私は奥から
カジュアルなチェックの
ワンピースを引っ張り出した。