どうしよう…
何か、何か言い返さなきゃ
このままだと……

その瞬間、誰かに
思いっきり腹を殴られた。


「っ……!!」


私は思わずその場に
しゃがみ込んでしまう。
そして、今度は背中を思いっきり
蹴られた。


傷つけられるときの
鈍い音と、
激しい痛みの繰り返しで
私は気が遠くなりはじめた。