クールな彼との同居は突然に!?





桜木はまっすぐ
私を見つめている。

その視線から
桜木の不満さが伝わった。


また、私を見つけてくれた…


すごく嬉しくて、
思わずドキドキしてしまった。

けど、
桜木の背後に見えるのは
たくさんの女の子達。


「…あの子達ほっておいちゃ
ダメじゃん。」


私は桜木の問いには
答えず、言った。

桜木は後ろを振り返らず、
ただ眉間にしわをよせて
嫌そうな顔をした。

私は桜木の言葉を
待たずに続ける。


「さっき凄かったね。
声援、半端なかったよ。」

「…あんま聞いてねぇ。」


桜木はさらに
面倒くさそうに、眉をひそめる。



やっぱり、
私の声も届いてないか。

初めから期待してた
わけじゃない、
でも少しだけ寂しくなった。