「じゃあさ、 いっそ毎日自転車で 送ってくれたりは?」 「は?ふざけんな。」 「即答かよっ‼」 私達は笑いあった。 桜木の気持ちは 相変わらず読めないけど、 またこうして 桜木と一緒に学校生活が 送れることが なんだか嬉しく感じた。 始業式が待ち遠しい、 なんて思ってるのは 私ぐらいじゃないかな。