「…なっ、何すんのバカッ!」 おでこを押さえながら 奏多の背中に叫んでやった。 すると、奏多は 「俺、美織のこと 好きだからっ‼ これも結構言うの、遅くなった‼ じゃあなっ‼」 と、笑顔で言い捨て、 電車に乗った。