「…それでお前、
そんな変なんだ?」


口調が少し強い。
…なんか怒ってる?
桜木の雰囲気にビビりながらも
私はゆっくり、
首を縦に振った。



「あっそ。」


聞いてきたのにも
関わらず、
桜木は冷たくそう言い放った
だけだった。


だから、怖いって‼


気まずい空気のなか、
構わず時計の針は時を刻んでいく。