「なんで二人ともこう、 鈍感かなー…。」 「えっ⁉二人って⁉」 私が聞き返すと、 真美はガバッと起き上がり 私の手をとった。 「とにかく、私は応援してるから‼ 美織なら絶対大丈夫だよっ‼」 「え、あ、うん。 ありがとう….。」 なんだかよく分からないまま、 とりあえず返事をした。 真美の考えは読めないけど、 応援はしてくれてるみたいだし。 …でも、 頑張るってどうしたらいいの? その時。