そんな奏多を 桜木は無視して、 私のほうに視線を向けた。 「佐々木、 今からたこ焼き 買いに行くぞっ。」 「は、はぁ!? なんで急にたこ焼き・・」 私が言い終わるより早く、 桜木は私の右手を とった。 あれ・・・? なんかこの展開、 さっきなかったっけ? カキ氷食べてるとき、 奏多にもこんなこと 言われたような・・・