「え?何?
 真美ちゃん、
 美織になんて言ったの!?」


奏多は、
私と真美を交互に見て
言った。



「秘密だよーッ。
 よし、桜木君と美織の
 同居は
 奏多君なんかが認めなくてもっ、
 私が認めますっ。」


真美はピョコンと
椅子から立ち上がって、
私達に敬礼してみせた。



「ちょ、ちょっと!!
 俺なんかがって
 ヒドくね!?
 つか、同居とか俺は
 認めねーってば!!」


「あ、カキ氷溶けちゃってるー。」

「え、スルー?」