「桜木君ファンの
 私にとっては、
 美織は超貴重な情報源
 な訳じゃん?」


「え、ええっ!?」


「フフッ、よろしくー!!」



イエイッ、と
私にピースしてみせる真美。


私は張り詰めていた
緊張の糸が解けて、



「もうッ、何それッ。」


って、つられて笑った。