「私達さぁ、 友達じゃん!! 秘密とか勘弁してよねッ。」 「・・・え?」 真美の明るい声が 耳に入ってきた。 私は思わず 頭を上げて真美を見た。 「まあ最近さ、美織 なんか変だと思ったんだよねッ。 家になかなか 上げてくれないしさーッ。 なんだぁ、桜木君いたのか~ッ。」 なるほどね、 なんて言って 真美は1人で頷いている。