「桜木ッ。」 今度は桜木に 話しかける奏多。 奏多を見あげる 桜木も、 少し機嫌が悪そう。 突然のことに さすがの真美も、 目を丸くしている。 ・・・誰だよ、 この二人が友達だとか 言ったの。 って、私なんだけど。 お願い、 変なこと言わないで奏多!! そう心の中で願いながら 私は二人を見守った。