『でもさ、
 よく桜木君オッケー
 してくれたね。
 もしかして、
 美織と仲いいの!?』


水着を選んでいるときに
真美に言われた言葉。

そんなことまで
頭が回らなかった
バカな私は、
慌ててその場で


「奏多と桜木君は
 実は友達だったんだって。」


という、
ありえない嘘をついて
しまった。