桜木は冷たく
言い放つと、
また瞼を閉じて眠りに
ついた。




・・・はぁ。
私ってホント、可愛くない。



自分に呆れながら
ケータイを開くと、

奏多からのメールが
1件あった。



『突然なんだけど、
 海行かない?^o^
 今週の土曜部活休みだから。
 誘いたい人いたらまた
 俺に連絡して!!』