あの子は・・・ 国永さんは・・・ 昨日いつもなら個別授業の日なのに、やはり来なかった ・・・あたりまえか そう思うと、少し胸が痛んだ ・・・国永さんと会わなくなって、初めて 国永さんの存在の大きさを知った気がする ・・・知らないうちに、あの子は、ボクとの壁を壊し始めていたんだ