財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~

「何って。」


「てめえら、死にたくなきゃさっさと消えろ。」


「なら、こうしてやる。」


1人がポケットからナイフを取り出し、美利亜の首筋に当てた。


「動いたらこいつに傷がつくからな。」


「う~ん。よしっ!慎也行け!」


侑はそう言って嵐の背中を叩いた。


「めんどくさっ。なんでこんなのに使わなきゃいけないんだか。」


「うっ動くなよ。」


3人は今にも泣き出しそうな勢いで言った。


「うん。近づかないよ。」


嵐は笑みを浮かべると


「ただちょっと頭痛くなるかも。」


そう言ってポケットから取り出したのは例の小刀。


小刀の真ん中辺りを嵐は指で弾いた。


キーンと音がして3人とも気を失った。


「美利亜ちゃん、大丈夫?」