財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~

緋奈子だった。


「ちょっとどういうことですの!」


緋奈子は爽の目の前に行くと持っていた封筒の中身をばらまいた。


そこには1万円札(どうみても玩具の)10枚と赤色の紙。


緋奈子はその中から赤色の紙を拾うと


「なぜ私宛に赤紙が来るのです?」


そう言って紙を爽に突きつけた。


「なぜってきみはこの学校の秘密組織を知らないのかい?」


「知ってるも何も覚えがないからこうして聞いているんです。」


「おい、そこのブス。紙、ちゃんと読んだのか?」


龍はそう言った。


「ブッブスって失礼ね。読んでないに決まってるでしょ。」


だんだん語尾も口調も荒くなってきた緋奈子に美利亜は


「じゃあ、よんであげる。」


そう言って緋奈子の手からひったくるようにして紙を奪った。