財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~

そう言った。


「なーに挨拶なんかしてんだよ。金盗んどいて。」


「ヤダなぁ。ぼくらじゃないよ。」


「なんなら強行手段に出させてもらおうかな。秘密情報を全国に流してもいいんだよ?例えば生徒会の。」


「なっ。」


絶句した爽を押し退けたのは


「それは管理している俺に喧嘩を売ってるのか?太陽優。」


駿だった。


「そんなことないよ。ミスター橘。ただ。」


優はケータイを取り出すと何かを机の上に開きっぱなしになっていたパソコンに送った。


「ケータイ1つでいいようにされすぎだって言ってるんだよ。」


パソコンの画面には漢字でバカの2文字が大きく映し出されていた。


そのばかの字はご丁寧にもカタカナのバとカを並べて書いてあった。