その後はショッピングを楽しんで、 亮の好きな公園へきた。 「ここ、好きなんだ」 「そうなんだ…… なんか、素敵な公園だね」 ………素直にそう思った。 「なんで?」 「人の思い出が 詰まってると思うから………」 「…………そうだな…。」 「あ…見てみ」 「え……?」 亮が指差す方には…………… オレンジ色の世界。 キラキラと輝いていて、 でも眩しくなくて…………。 ピッタリな言葉は……… 「素敵」じゃないかな………。