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神楽屋の前に着き、颯真がバケツを置く。


「じゃあな」


「ちょっと待って!どうせなら寄ってけば?」


「いや…次の仕事があるから」


忙しいんだな…
売れっ子ですね…


「そっか、気をつけてねっ」


「あぁ」


それだけ言うと彼は森の方へ向かい歩き出した


なんか…不思議な人


でも…また会いたいな…


うん、ゆっくり話してみたい