サッサと歩き出す青年に一瞬、思考が止まる 「…待ってよっ!!隠れてなくていいのっ!?」 「だいぶ人が出てきたからな」 確かに辺りは騒がしくなっている 「人がいると平気なの?」 「あいつらは多分斬りに来る。人前で刀を持っていても捕まる時代だ。斬られることはないだろう」 「斬られるって…」