「ずっと、嫌われたとおもってた…」 「え?」 「嫌ってないんだよね?わたしのこと嫌いで突き放したんじゃなかったんだよね???」 陸くんの制服を掴んですがるように尋ねた。 「言ってるじゃん!違うって。むしろ… 最初から嫌いになったことなんてないよ」